西洋服飾史の研究において、絵画やイラストは重要な資料ですが、実物資料は一次資料として格別の価値を持ちます。当チャンネルでは、丹野郁博士のご厚意により、海外各国の美術館や博物館に所蔵されている貴重な歴史衣装の実物写真をご紹介しております。これらの写真は、現在では一般公開されていないものや、撮影が禁止されているものがほとんどで、学術的にも大変貴重な資料となります。この貴重な機会を通して、皆様に歴史衣装の魅力をより深くお伝えできるよう、解説を添えてご紹介させていただきます。師はソルボンヌ大学で服飾史学を学ばれ、わが国に西洋服飾史を導入された、パイオニアであられ、国際服飾学会の創設者でいらっしゃいます。 濱田雅子のアメリカ服飾史講座シリーズは、お陰様で、年明けで第30回を迎えます。今後、ファストファッションなど現代の課題に関するチャンネルをご提供させていただきますが、一応、ひと区切りといたします。 2025年第2週から、西洋服飾史編を古代エジプトから現代まで、17回開講いたします。第1回は、前半のイントロダクションで、講師の自己紹介、講座目的、到達目標、講座内容、全体構成、研究書、教科書について、お話させていただきます。全体構成は以下の通りです。さまざまな衣裳の遺品のスライドに解説をつけて、歴史的背景に照らして、ご紹介させていただきます。テキストや参考文献につきましては、第1回のイントロダクションでご説明させていただきます。 全体構成 1.西洋服飾史講座第1回 講師の自己紹介・イントロダクション 2.衣服の起源と衣服の基本形態 3.エジプトと服飾 4.西アジア地方の服飾 5.クレタ・古代ギリシアと服飾 6.古代ローマと服飾 7.ビザンティン帝国と服飾 8.ロマネスク時代の服飾 9.ゴシック時代の服飾 10.初期ルネッサンス時代と服飾 11.盛期ルネッサンス時代と服飾 12.バロック時代と服飾 13 ロココ時代と服飾 14.フランス革命と総裁政府時代の服飾 15. 19世紀の服飾 (1) いわゆるエンパイヤ・スタイル(1799~1817年) (2) 王政復古調衣裳とロマンティック衣裳(1818~1830年) (3) ルイ・フィリップ時代の服飾(1830~1848年) (4) クリノリン衣裳と初期バッスル衣裳(1848~1870年) (5) バッスル衣裳と腰枠の消滅 16. 初期現代の服飾 (1) 初期現代衣裳 (2) 第一次世界大戦と現代婦人服の成立 17.現代の服飾
衣服は私たちの生活に欠かせない存在ですが、その起源や基本形態について考えたことはありますか?この講座では、農耕種族と牧畜種族の視点から、衣服の必要性やその歴史的背景を深掘りします。 まず、なぜ人類は衣服を必要としたのか?気候や環境、社会的な要因がどのように衣服の発展に寄与したのかを探ります。そために、古代の遺品を通じて、衣服の起源を辿ります。実際の遺物を紹介しながら、当時の人々がどのように衣服を作り、使用していたのかを解説します。 農耕と牧畜、それぞれの生活様式が衣服に与えた影響を具体的に示します。どのような素材が使われ、どのようなデザインが生まれたのか、興味深い事例を交えてお話しします。 このチャンネルでは、歴史を通じて衣服の進化を学び、私たちの文化やアイデンティティにどのように影響を与えているのかを考察します。ぜひご覧いただき、衣服の奥深い世界を一緒に探求しましょう! チャンネル登録といいねをお忘れなく!あなたのコメントもお待ちしています! #ドレ―パリー #ポンチョ #カフタン #ズボン #衣服の起源 #衣服の基本形態
映像で学ぶ西洋服飾史講座シリーズ 第3回 エジプトの服飾 概要 古代エジプトの服装に隠された衝撃の真実!? ~身分格差は死後も続く!?~ 古代エジプト…それはピラミッド、ミイラ、そしてファラオ。謎と神秘に満ちた文明です。でも、あなたは知っていますか?古代エジプトの服装には、 驚くべき階級社会 が反映されていたことを!そう、 服装は単なるファッションではありませんでした。 生きている間はもちろん、死後の世界、冥界の審判にまで影響を与える、 重要な身分証明 だったのです! この動画では、 貴重な壁画や遺物を徹底解説いたします! • 麻 から作られた衣服の秘密 • 男女の服装の違い • かぶりもの、履物、化粧… 当時のファッショントレンド まで まるでタイムスリップしたかのような臨場感で、古代エジプトの リアルな生活 を体感できます。さらに… • ヘロドトスの記録から読み解く エジプト人の暮らし • ピラミッド建設の背景にある ファラオと神々の関係 • そして… 死後の審判 と服装の驚くべき関係とは!? 今すぐ動画をクリックして、古代エジプトの謎を解き明かす、知的冒険へ出発しましょう!! ご質問はコメント欄へどうぞ、ご自由にお書きください! #古代エジプト #服飾史 #エジプト文明 #ピラミッド #ミイラ #ファラオ #冥界 #歴史 #ヘロドトス #麻 #ファッション #階級社会
映像で学ぶ西洋服飾史講座シリーズ 第3回 エジプトの服飾 概要 古代エジプトの服装に隠された衝撃の真実!? ~身分格差は死後も続く!?~ 古代エジプト…それはピラミッド、ミイラ、そしてファラオ。謎と神秘に満ちた文明です。でも、あなたは知っていますか?古代エジプトの服装には、 驚くべき階級社会 が反映されていたことを!そう、 服装は単なるファッションではありませんでした。 生きている間はもちろん、死後の世界、冥界の審判にまで影響を与える、 重要な身分証明 だったのです! この動画では、 貴重な壁画や遺物を徹底解説いたします! • 麻 から作られた衣服の秘密 • 男女の服装の違い • かぶりもの、履物、化粧… 当時のファッショントレンド まで まるでタイムスリップしたかのような臨場感で、古代エジプトの リアルな生活 を体感できます。さらに… • ヘロドトスの記録から読み解く エジプト人の暮らし • ピラミッド建設の背景にある ファラオと神々の関係 • そして… 死後の審判 と服装の驚くべき関係とは!? 今すぐ動画をクリックして、古代エジプトの謎を解き明かす、知的冒険へ出発しましょう!! ご質問はコメント欄へどうぞ、ご自由にお書きください! #古代エジプト #服飾史 #エジプト文明 #ピラミッド #ミイラ #ファラオ #冥界 #歴史 #ヘロドトス #麻 #ファッション #階級社会
You Tubeアメリカ服飾史講座シリーズ第25回 写真が語る近代アメリカの民衆の装い―1850年代の生活文化を垣間見るー 概要 アメリカ服飾史講座シリーズとは、どのような講座なのでしょうか? 我が国では、アメリカ服飾史の研究者は、たいへん稀少です。また、数多く見られる西洋服飾史の研究においては、上流階級の服飾に関する研究が主流を占めています。それに対して、濱田はアメリカの上流階級のみならず、中産・下層階級の服飾に関する歴史的背景を踏まえた服飾史研究をアメリカ服飾社会史として、38年間に渡って構築してきました。濱田の研究対象には、ネイティブ・アメリカン、およびアフリカン・アメリカンというマイノリティの衣服、およびテキスタイルも含まれています。本講座が、今後の服飾史研究に役立てば幸いです。 アメリカ服飾史講座シリーズ第24回から「写真が語る近代アメリカの民衆の装い」のシリーズを6回に渡ってアップロードいたします。シリーズの中のシリーズです。お楽しみ下さい。 本講座の視聴率上位5位のURL 第1回 イントロダクション 本講座の目的とテーマ https://www.youtube.com/watch?v=YAMWnCU7udk 第3回 ユートピア思想とパンツを穿いた女性たち(その2)―オナイダ共同体の成立と衣服改革― https://youtu.be/luzabId5am0 第17回 アメリカへの移住者のフランス・ファッションへの憧憬 https://www.youtube.com/watch?v=AB5U4x24lII 第6回 ユートピア思想とパンツを穿いた女性たち(その5)―『シビュラ』誌の誕生と役割― https://youtu.be/n6tSJBpBxN8 第2回 ユートピア思想とパンツを穿いた女性たち(その1) https://youtu.be/Gj8xf0KiGvE #アメリカ服飾史講座シリーズ #19世紀アメリカのドレスリフォーム運動 #パンツをはいた女性たち #アメリカンルックの誕生 #アメリカ史に見る職業着 #濱田雅子のアメリカ服飾史 #アメリカ植民地時代の服飾 #アメリカ独立革命期を舞台として #写真が語る近代アメリカの民衆の装い 本講座は世界に唯一の庶民服研究書の紹介・解説です。本講座の資料は下記の二冊の文献です。 1.Joan Severa, Dressed for the Photogarapher, Ordinary Americans and Fashion 1840-1900, Kent State University Press, Ohio, 1995. 2. 濱田雅子著、写真が語る近代アメリカの民衆の装い―1Guidebook of Joan Severa: Ordinary Americans and Fashion, 1840-1900.株式会社PUBFUN ネクパブ・オーサーズプレス, 2022年4月15日. 本講座では、クリミア戦争および南北戦争という歴史的背景を踏まえて、1850年代の写真が語る民衆の装いを女子服、男子服、および子ども服の部位別に考察します。特に、注目すべきは、コルセットの変化のあり方です。 1850年代のアメリカではコルセット装用の実態はどうだったのでしょうか。写真を通じて見て参りましょう。 ちなみに、ジョーン・セヴラさんは、次のように述べられています。 1840年代後半の前身頃が長くて、胸部をおしつぶすコルセットは、1850年代には、妊婦や授乳中の女性や少し太り気味の女性に、実際問題として、どのように受け止められていたのであろうか。「このスタイルは、中年になった女性たちが流行の丈長で窮屈なコルセット《corset》を使うのをやめ、快適さを選んだことをあらわしていると推察される。」(Joan Severa,p.8) 写真の数々と被写体のバックグラウンドおよび装いに関するジョーン・セヴラさんの解説、濱田の見解をご期待下さい。ジョーン・セヴラさんの30年間に渡る研究内容を濱田が25年間かけてまとめた研究業績です。 全体構成 01:26 1.アメリカの歴史的背景 07:04 2.1850年代の写真が語る近代アメリカの民衆の装い 01:16:28 3.まとめ
アメリカの服飾に限らず、多民族の服飾文化(ヨーロッパ諸国、アジア諸国の服飾文化)に関する研究発表や講演、書評会、西洋服飾史・民族衣装セミナー、ワークショップ(デザイン画、手芸、コスチューム・ジュエリー制作など)を行って参りましたが、2020年より、新型コロナウィルス感染症の蔓延により、上記の様な集いが持てなくなっています。そのため、会報発行、および、オンライン講座による持続可能な活動を行っています。下記より、お気軽にお問合せ下さい。ただし、研究会の趣旨に沿わないお問合せには、対応できかねます。